百井昭人

akihito momoi face

 渋谷で生まれ、現在も渋谷に住んでいます。慣れ親しんだ渋谷のパワフルなエネルギーを吸収し、知的障害という逆境を「書く力」に変えて、日々制作に励んでいます。先日、母校の大和田小学校跡地に建てられた渋谷区文化総合センター内のギャラリーで「渋谷を感じたままに書く」をテーマにした初の個展を開催しました。

 憧れの書家は顔真卿ですが、年明け早々に東京国立博物館で開催された「顔真卿 王羲之を超えた名筆」を見る機会に恵まれました。故宮博物館から届いた顔真卿の「祭姪文稿」や「争座位文稿」、「千福寺多宝塔碑」に心を奪われました。また、唐時代の3大書家である欧陽、虞世南、猪遂良の作品も見ることができ、書への思いが深まり、大いに制作の糧となりました。